2021年03月26日

ロクロのメンテナンス

二十数年前、沖縄本島の読谷村から石垣島に越してくるときに持ってきた電動ロクロ。

当時那覇にあったメーカー代理店の方から、新製品でお勧めと言われ買った、シンポ製 RK-88B型だ。
手ロクロとしても使え、従来型よりもパワーがあるという事だったが、二十年使ってゴムの部品がヘタってきたらしく、挽いてるときに力が逃げてしまうようになってしまった。(つまり、滑って作れない)
ロクロのメンテナンス



RK-88B型はすでに廃盤、交換部品も手に入る保証がなかったため、作業場の片隅にあるもう一台のロクロ(埼玉の秩父で陶芸を当時していた先輩から海ブドウ1万円分と物々交換で譲ってもらった)と入れ替えた。
こちらは、従来型のRK-2X型。


ある日、RK-88B型のロクロのメンテを記したブログを見つけた。

https://firing.exblog.jp/22288699/

すでに何年も使われずに埃を被っていたRK-88B型をひっくり返してみると・・・同じ。

「行けそうやん!」

思わずニンマリ。

ロクロのメンテナンス



ブログの説明通りに、リングコーンを外して、ゴムを入れ替えはめ直してみる。

めっちゃ簡単~(コツを申せば、自転車のパンク修理の要領)

ロクロのメンテナンス


ロクロのメンテナンス



使えるようになったよ、これであと5年はもつ?

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調子に乗って、手まわしロクロも修理してみた。
こいつは、大阪で陶芸教室に通い始めた25年以上前に買ったもの。
錆びついてボロボロ、固まって回りもしない。

まず、ハンマーで叩いて錆を落とし、ベビーサンダーで磨いていく。

ロクロのメンテナンス


ロクロのメンテナンス



ベアリングを交換する必要はなかった。
グリスを注油。

ボルトを最後まで締め付けられない分ガタツキはあるけど、絵付けには使えるだろう。

息子がバイクに塗装して余っていたラッカーを塗って出来上がり。

ロクロのメンテナンス





金色だけど、何か?










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